「自閉スペクトラムの特性を持っている家族との関わりで疲れている」
「社会参加が難しく、将来が不安」
このような悩みをお持ちではありませんか?
訪問看護のなかには、ご自宅でも専門的なサポートを受けられるものがあります。
本記事では、自閉スペクトラムの特性をお持ちの方や引きこもり傾向で社会参加が難しい状態の方への訪問看護に関する解説と、当事業所の取り組みをご紹介します。
なお、多摩センター訪問看護では、精神科経験の豊富な看護師が複数在籍しており、その方の特性に合わせた対応が可能です。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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高齢者だけじゃない!自閉症の方や引きこもり傾向の方への支援に訪問看護を利用できます
訪問看護というと、介護が必要な高齢者が対象だと思われる方もいるでしょう。
しかし、自閉スペクトラムの特性をお持ちの方や引きこもり傾向で社会参加が難しい状態の方へのサポートも可能で、実際のご依頼も増えている状況です。
安心できる「家」での専門的サポート 訪問看護と自閉症
自閉症は、正式名称を自閉スペクトラム症と言い、対人関係が得意ではない・強いこだわりがある、といった特徴があります。
また、厚生労働省の策定した「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」によると「就学や就労、家庭外での外遊などの社会参加を回避して、6ヶ月以上家庭に止まり続けている方」を引きこもりと定義しています。
こうした特性や状況を抱えるご本人やご家族にとって、必要なサポートを見つけたり、実際の支援につながったりするまでには、目に見えない壁が存在することも少なくありません。
訪問看護では、外出や新しい環境が大きなストレスとなる方にとって、最も安心できる「家」という空間で専門的なサポートの提供が可能です。
専門的なスキルのある看護師がご自宅に伺い、ご本人のペースに合わせた個別ケアを提供できます。
訪問看護の役割
自閉スペクトラムの特性をお持ちの方や引きこもり傾向で社会参加が難しい状態の方への訪問看護での支援には以下のようなものがあります。
- ご本人の特性を理解した支援
- 家族の方の精神的負担の軽減
- 医療的ケア・健康管理のサポート
- ご本人の発達支援や生活支援
これらのことを、それぞれの家庭に合わせて柔軟に対応していきます。
また、必要に応じて、医療機関や行政など、地域の関係機関と連携し、チームで支えます。
多摩センター訪問看護だからできる!自閉症や引きこもり傾向の方への支援
多摩センター訪問看護では、精神科での勤務経験の豊富な看護師が在籍しており、発達の特性を持つ方や、社会的孤立している方の生活背景・心理的苦痛に寄り添いながら専門的な視点でのサポートが可能です。
具体的な相談内容や取り組みは以下の通りです。
- 自発的な行動を肯定的に評価し、自己表現や主体的な生活参加を支援
- 不安行動が見られた際には即座に肯定的なフィードバックを行い、成功体験を積み重ねられるよう支援
- ご家族との関係性を構築し、相談を通して不安や負担の軽減を図る
- ご家族の高齢化を見据え、本人の生活機能の維持・向上を通じて、将来的な自立と家族負担の軽減を目指す
- 昼食時にできる調理を一緒に行い、無理のない形で生活行動への参加を促進
- 医療的ケアは本人のペースを尊重し、段階的に実施
- 座位での足踏み、軽いストレッチなどの無理のない運動を提案し、一緒に取り組む
- 定期訪問を通じて、食後の片付けや簡易的な清掃を共に行い、環境改善を支援
- 必要に応じて家族支援・関係機関との橋渡し
- 就労や福祉制度のステップアップ支援
このように、多摩センター訪問看護ではこうした具体的な関わり一つひとつを大切にし、無理に外へひっぱるのではなく、ご本人とご家族が安心して穏やかな日々を取り戻せるようお手伝いします。
多摩センター訪問看護のご利用までの流れ
多摩センター訪問看護を利用していただく際は、医療保険・介護保険・自費などの方法があります。
いずれにしても、まずはお問い合わせをいただき、サービス内容を理解していただくことから始まります。
利用するまでの流れに関しては、別記事『多摩センター訪問看護|多摩市を中心に活動している訪問看護事業所』をご参照ください。
まとめ
多摩センター訪問看護では、自閉スペクトラムの特性をお持ちの方や引きこもり傾向で社会参加が難しい状態の方々にも、ご自宅で専門的なサポートを提供します。
精神科経験の豊富な看護師が、安心できる環境で一人ひとりのペースに合わせた支援を実施します。
生活行動の促進、ご家族の負担軽減、肯定的な関わりによる成功体験の積み重ねなど、具体的な取り組みで穏やかな日々を取り戻すお手伝いをします。
まずはお気軽にご相談ください。
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さとひろ