― 川崎市で 家族会を開催しました ―
令和8年1月19日 川崎市中原区にてえむえむの会(家族会)を開催し、
「感情をととのえ、ラクに生きる」をテーマにお話しさせていただきました。
日常の中で感じている「怒り」「悲しさ」「不安」「モヤモヤ」といった感情について、
感情を否定せず、整理し、言葉にすることを中心に、対話とワークを行いました。
感情は「抑えるもの」ではなく「情報」
多くの方がこれまで、
- 怒ってはいけない
- 感情を出すのは未熟
- 我慢できない自分が悪い
そんな思い込みの中で、感情を押し込めて生きてこられた経験を語ってくださいました。
今回の家族会では、
感情は良い・悪いではなく「情報」であること
感情そのものはコントロールする対象ではなく、気づき・選択するもの
という視点を共有しました。
「怒り」は何かを守ろうとしたサインかもしれない
「悲しさ」は大切にしたかった気持ちの裏返しかもしれない
そう捉え直すことで、参加者の皆さんから
「心がホッとした」「自分を責めなくていいと感じた」
という声が多く聞かれました。
感情を“言語化”することで、心は整い始める
感想の中で特に多かったのが、
感情を言葉にすることの大切さに気づいたという声です。
- 「今、怒ってきました」
- 「悲しいと思っています」
- 「不安が少し強くなっています」
事実と感情を分け、ひとり言のように口に出すことで、
感情に振り回されにくくなり、客観的に自分を見つめられるようになります。
これは大人だけでなく、子どもへの関わりにも大きな効果があります。
「感情を言葉にして伝える姿」を見せること自体が、最高の感情教育になります。
「エレガントに生きる」という選択
今回印象的だったキーワードのひとつが
「エレガントを真似する」という考え方です。
完璧を目指すのではなく、
「こんな対応ができたら素敵だな」と思う人の言動を少しだけ真似してみる。
・神対応だと思う人
・落ち着いている人
・感情を穏やかに扱っている人
その“型”を借りることで、感情の波に飲み込まれにくくなり、
結果として自分自身がラクに生きられるという実感が共有されました。
家族だからこそ、感情に向き合う意味がある
家族との関係は、感情が最も揺れやすい場面でもあります。
だからこそ、感情を「なかったこと」にするのではなく、
- 気づく
- 整理する
- 言葉にする
- 選び直す
この積み重ねが、家族関係を少しずつ穏やかにしていきます。
参加者の皆さんからは、
「これからも感情について考え続けたい」
「子どもと一緒に感情を大切にしていきたい」
という前向きな声が多く寄せられました。
おわりに
感情は、私たちを困らせるものではなく、
生きやすくなるためのヒントです。
感情を整えることは、
自分を甘やかすことでも、弱くなることでもありません。
「感情に気づき、選択する力」を身につけることで、
人はもっとラクに、そしてエレガントに生きることができます。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今後も多摩センター訪問看護では、
家族とともに「心を整える」取り組みを続けてまいります。
